株式会社つくば研究支援センター

TCIからのお知らせ

台湾の国立陽明交通大学・国際産学連携センターと相互協力覚書を締結

つくば研究支援センターは、令和5年10月13日、台湾の国立陽明交通大学・国際産学連携センター(以下、GLORIA-NYCU)との間で相互協力に向けた覚書を締結いたしました。

(上記写真)台湾新竹市GLORIA-NYCUにて開催された覚書締結式の模様。
      なお、当日は、GLORIA-NYCUのCEO・Ken Wu氏が出席し、つくば研究支援センターからは、ベンチャー・産業支援部の大塚和慶が出席した。

つくば研究支援センターは、筑波研究学園都市のスタートアップ支援機関として、海外の支援機関や国内関係各機関と連携し、入居企業等の海外進出・海外販路開拓を支援しています。

国立陽明交通大学は台湾を代表する理工系・医学系の総合大学です。つくば研究支援センターは、GLORIA-NYCUとの覚書の締結を通して両当事者間での情報交換を促進するとともに、つくば発スタートアップ企業の台湾市場への進出や販路開拓をより一層支援してまいります。

 

【相互協力の内容】
1.産業技術の研究開発における技術や専門知識の情報交換
2.産業連携やスタートアップ分野での協力に関する情報共有や支援要請の検討
3.両当事者のメンバー間での相互の専門知識の活用
4.相互の利益に資する密接なコミュニケーションを通じた、研究者およびスタートアップの技術開発の促進
5.特定分野における産業技術の研究開発に関し、相互に利益のある領域で特定された共同プロジェクトの実行又は支援(特に、航空宇宙、衛星、IC 設計、半導体製造、AI など)
6.相互利益のあるその他の分野における協力の機会の模索

 

代表者によるコメント
■つくば研究支援センター
今回、GLORIA-NYCUとの間で相互協力にかかる覚書を締結できたことを大変喜ばしく思います。台湾は半導体をはじめとするハイテク産業のハブであり、日本最大の研究開発クラスターであるつくばから誕生したスタートアップの台湾研究機関・企業との連携を支援することで、両国の産業発展に寄与してまいります。

■GLORIA-NYCU
GLORIA-NYCUとつくば研究支援センターは共に、イノベーションと研究開発の活気あるクラスター群の中心に位置しています。GLORIA-NYCUは、研究集約型教育で名高い国立陽明交通大学や台湾のシリコンバレーとして知られる新竹サイエンスパークのリソースにアクセスできる利点があります。つくば研究支援センターとパートナーシップを結ぶことで、より実りある協力関係を共同で実現し、産業発展のための価値を創造することを楽しみにしています。